たまには政治経済国際について書いてみよう。

たとえば日韓関係。

(ハッシュタグは「#旭日旗くらいやめてもよくね」)

 

 

僕の友人にウヨクくんがいる。

普段の会話は普通なのだけれど、(ウヨクくんはアイドルグループが大好きである)

日韓関係とか日中関係とかになるとスパークして「ウヨクくん」が出現する。

「お、ウヨクくんが出た!」と言って揶揄するのだが、

実は40代、50代の男性には多いのではないかと思う。

 

ウヨクくん。

 

ウヨクくんの思想は、あくまでも「闘う姿勢」である。

戦争を意味する「戦う」ではなく、「闘う」である。

 

ウヨクくんたちの特徴として「あの国民は〜」というフレーズがある。

そのほかには「ど〜しようもない!」という言葉も多く使われる。

「民度」という言葉を多用する。

彼は、政府やメディアを絶対に信用しない。

大衆に人気のありすぎるものも毛嫌いする。

 

自分の主義主張を裏付ける都市伝説はすぐ信じる。

基本的には科学的合理的ではあるけれど、

一面では「トンデモ科学」を簡単に信じて食品添加物に過敏になるような人のような口調にもなる。

 

彼らの敵は日本にもいる。

「相手国に媚びを売る奴」だ。

「売国奴」という言葉もウヨクくんたちが好きな言葉だ。

 

 

でもウヨクくんであっても、根はいい奴で「愛」を知る奴で、

なので僕の友人はウヨクくんでもサヨクくんでも、どちらでもいい。

「従わせよう」とする姿勢さえなければ、人の考えは人それぞれだ。

両方ウェルカムだ。

 

だから僕には、

ときおりウヨクくんになるような、とても親しい友人がいるのである。

 

 

ところで、それとはカンケーなく、

ウヨクくんたちが熱弁をふるう「主張の正当性を論ずる歴史観」は、

完全には信じられない時がある。

 

なぜなら、

 

ウヨクくんたちは、

もし…

 

もし…、「同じ性格のまま韓国人に生まれてたら」としたら、

間違いなく「熱烈な反日の人」になっていただろうと思えるからだ。確信的に。

そして彼らは彼らでまた、

「韓国人としての主張の正当性を論ずる歴史観」の熱弁をふるっていることだろう。

 

つまり彼らにとって「主義」とは、あくまでもシンプルに、

自国愛、民族愛だけのことであり、

「主張」のほうは、あくまでも「それをバックアップするための道具」でしかないのではなかろうか。

 

そもそも、

 

共産主義社会が理想的すぎて、現実には実現不可能な失敗作だと立証されている今日では

「右翼左翼」という言い方がそもそも変なんだけど、

結局のところ言い換えれば、

ウヨクとは、「許さない派」で、

サヨクとは、「許しちゃう派」&「許しを求めちゃう派」なんだと思う。

 

 

 

日本は韓国に、すでに何度も「謝罪している」

(だから約束くらい守れ。徴用工いいかげんにしろ)

 

 

 

でも日本は韓国に「許しを求めるのは、もうやめてる」

(それを怒る人がいるのも無理ないだろうな。旭日旗くらいやめてもいいんじゃね?おばあさんにあやまってもよくね?)

 

 

 

僕の心の中にも

「ウヨクくん」と「サヨクくん」がいる。