どうやらオレはこのブログ(ゆるゆる日記のこのシーズン)に何かを書こうと思った時、
自分のキャラクターとはちょっと違う、
…いや、自分のキャラクターの中の「ちょっとトゲのある部分」にフォーカスして
書く傾向があるようだ。
もしかしたらSNSというものを意識しているのかもしれない。
「ちょっとだけ炎上させてみたいかも?」みたいなカンジかな。
でも、これだけ読んでる人が少ないんじゃ、種火すら起こせない(笑)
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イソップ童話の続きを書く。
イソップ童話にモノ申す。
「ウサギとカメ」の話を小学校の教科書に載せた人にモノ申す。
その話を道徳の教材として、なんの警戒心もなく壇上で生徒に読み聞かせた教師たちにモノ申す。
ウサギは、断じて、悪くない。
カメも、ウサギも、どちらも悪くないし、どちらの方法論も、断じて間違いではない。
「カメのやりかたのほう正しい」と教えるのは、明らかに偏見だ。
カメは速くは走れない。
ウサギは長時間、自分の速度で移動し続けることができない。
動物の「種」として、そういう習性であり、それが彼らの個性なのだ。
ただ、その時はウサギが迂闊に眠りすぎただけのこと。
眠りこける前にタイマーをセットして、15分後に起きてまた走り出せば
ウサギが勝っただけのこと。
(教育すべきは「過信せず計画しろ」という点に絞るべきだ)
人には「コツコツ型」と、「集中型」がある。
超集中型の作家やマンガ家は、原稿を脱稿したあとは、12時間眠る。
イソップ童話(寓話)は古代ギリシャの逸話を集めたものだけど、
それはその当時の支配階級が、奴隷や労働者階級を
うまくコントロールするために
あるいは、その環境から脱することが不可能な人たちが自分を慰めるために
あえて「偏った考え(偏見)」を誇張して書いた話なのだ。
それを真に受けて、同じことを現代でやるのは、
この現代社会がまだ「社畜を大量に生み出す必要性がある」と認めているのと、同義。
もっと、きちんとものごとを確かめて、子供には教えよう。
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あと、カンケーないが、
「自分が幸せになることだけを考えて生きる」と気づいてから、
生きていくのが、めちゃくちゃ楽になった。
ちなみに
「自分さえ幸せになれればそれでいいのか」という考え方も、
僕に限って言うならば、完全に間違い。(悪人のことは知らない)
自分の半生を振り返ってみれば、
人を不幸にした時は、いつも自分がストレスやらなんやらにまみれて、不幸だった。
自分が幸せだった時期、自分の周囲にもその幸せが伝播して、みな幸せだった。