瞑想とりいれて4日め。まだ続いている。
でも最初にやった時が「100%集中できた瞑想」だとすると、
それから比べるともう、雑念わきまくりで、精度は30%くらい。
なにしろ最初の時は「呼吸の観察だけに集中する」ってことが、めったにやったことがないことだったので、
「呼吸って面白いな」っていう興味と発見がたくさんあったのよ。
だから、それにめっちゃ集中していて、「無」にはならなかったけど「イチ」にはなったのよ。
でも、それに飽きてしまったわけね。
もうアタシ、呼吸に興味は、ない。
すると、湧いてくるわ湧いてくるわ、
もう、3秒に1回、雑念わきまくり。
「人間って、何も考えないことができない生物なのね!」って、あらためて再認識。
…なので、
しかたがないので、雑念が湧いた! と思ったら、それを「払う」ということに集中することにしてみた。
すると「雑念」の中の大部分を占める「思考」というものの姿が、あらためて見えてきた。
「思考」って、やっぱり言語の姿をしてるんですよね。
それは「文字」ではなく、まるで小さな声で薮の中から聞こえてくるテレパシーのような自分の声。
それが「思考」
でもそれって、日常では「今考えているまさに “コレ” が思考なんだよなー」とかっていちいち認知しないじゃないですか。なにしろ自分の声ですし。年がら年中、数秒ごとに聞いてるわけですし。
でも今は瞑想中だし、雑念をそのままにはしておけないので「払いのける」ために、
こんどは「思考」に集中してみてるわけですよ。「思考」に取り込まれちゃうとそこから連鎖的に延々と考えちゃうから。
でもね、「思考」とか「雑念」とかは言葉の形をもって、アタマの中に脈絡もなく瞬間的に浮かんでくるわけですよ。
たとえばこう、瞑想してるじゃないですか…
呼吸に集中、呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸……
(あ、メールの返信忘れてた、でもあとでやればいいか、いや… 喝ーッ!
呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸……
(そういや鬼滅の刃に全集中の呼吸っていうのが… 喝ーッ!
呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸……
(空調の音がうるさい。耳栓買ったほうが… 喝ーッ!
呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸に集中呼吸……
(ホントひとつに集中するのって… 喝ーッ!
呼吸に集中吸に集中呼
(ああ、雑念ってひっきりな… 喝ーッ!
呼吸に集中吸に
(なんかモグラ叩きみ… 喝ーッ!
そう、まさにこれは「モグラ叩き」のようなのだ。
でも、慣れてくると、モグラのアタマがちょっと動くだけでそれを排除できるようになってきて、
最後には
(思考っ
っていうくらいの言葉のカケラが見えただけで、それを払い退けられるようになってくる。
最後は脳内の思考フィールドに出現することがわかってる「言葉の最初の一文字」を虎視眈々とサーチすることに全力をつくすようになってくる。
でも、そんなバカみたいな単純なゲームを5分くらい脳内で続けてるだけでも、
それなりにアタマの中がスッキリとして、精神とホルモンのバランスが整ってくる。
やらないよりは、ずっとマシ。
でも、こんなことやってていいんですかね?ww
あとね、
瞑想って、アタマと精神と身体が落ち着いた「いい状態」になるのは確かなんだけど、
酒とかの薬物と違って、長続きしませんね。
めっちゃいい感じになったとしても、(その後の環境によるけど)
だいたい1時間くらしたら、またいろんな思考でギッシリのアタマに戻っちゃうんですよね。
なので、1日に3回くらいは必要だと思いました。
寝る前にやるといいね。
心臓の鼓動がおさまって、寝酒がいらなくなる。
あとね、発見。
瞑想のあとにスマホゲームやってみると、驚くほどの高得点が出る。(ツムツム自社調べ)
…というか、低い得点が出る気配が、まったくない。
スポーツ選手は瞑想ぜったいやったほうがいい。